食べ過ぎやお酒の飲み過ぎ、運動不足なども相まって、尿酸値が高いと診断される人も多いのが実情としてあります。尿酸値が高いことによって、さまざまな病気を引き起こす原因となるため、早めに対処する必要があります。ここでは、尿酸値が高い場合の食事のポイントについて解説をしていきます。
尿酸値が高い人が食事で気をつけるべきポイント
尿酸値が高いと医師から診断された人は、食生活を改善する必要があります。尿酸値は食事によって下げることが可能です。それぞれポイントについて見ていきましょう。
プリン体を摂りすぎない
プリン体が多く含まれる食べ物を摂取しすぎると、尿酸値が高くなる傾向があります。プリン体が多く含まれる食材には次のようなものがあります。
・肉類
・魚介類
・干物
・内臓類
このような食材を多く摂取している人は、なるべく控えるのがおすすめです。
アルコール飲料を控える
アルコール飲料のなかでも、ビールはプリン体を含み、痛風を発症させてしまう可能性が高いです。ビール以外のアルコール飲料も同様で、アルコールそのものに尿酸が作られる要因があるため、アルコール飲料は飲み過ぎに注意しましょう。
量は、ビールであれば350ml~500ml程度にしておきましょう。
果糖をとりすぎない
果糖が体内で代謝される際には、プリン体分解が行われ、尿酸を作ってしまう原因となります。特に清涼飲料水やジュース、砂糖が使われているお菓子の摂り過ぎには注意しましょう。
果糖を含む果物もダメなのかという疑問がありますが、果物にはビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含むため、積極的に摂ることをおすすめします。
注意すべきは、清涼飲料水や果物のジュース、砂糖をふんだんに使ったお菓子などです。これらには果糖が多く含まれるため、摂り過ぎないようにしましょう。
食事と合わせて運動も行う
肥満傾向な人は、食生活の改善とともに減量に挑戦することをおすすめします。尿酸値が高い人は特に、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を適度に行うとよいです。
食生活の改善とともに有酸素運動を組み合わせれば、肥満の解消、減量にもつながります。
まとめ
ここまで、尿酸値が高い人が行うべき食事のポイントについて解説をしました。尿酸値が高いと診断された人は、総じて食生活に問題があるケースが大半です。食べ過ぎやアルコール飲料の飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。食生活を改めることと、適度な運動で、尿酸値を下げ、健康な体を目指しましょう。